「ラヴ・アイランド」 Third World

確か、’82年の頃だと、このアルバムのリリース年を確認して判断しました。
「レゲエ」がちょっと流行ったんです。

そして私は1枚のアルバムレコードを買いました。
音楽雑誌の記事かなんかで情報を入手して、ラジオで聴いてから買ったような気がします。
そのときは意識していなかったのですが、「ラヴ・アイランド」というアルバムタイトルと、その曲が気に入って買ったタイトル曲の曲名は、言わば邦題でした。
ちなみに、原題は「Try Jah Love」です。
どうしてこれが「ラヴ・アイランド」になるのか、歌詞を読んでも全く分かりません。
もし、原題のままであったら、きっと私はレコードを買っていなかったと思います。

南国ムード満点のジャケットも気に入っていましたが、それも日本向けの、私のような浮ついた、にわかレゲエファンを狙ったものだったのでしょう。
オリジナルのジャケットはメンバーの集合写真だったようですが、これでは売れなかったでしょう。
日本では。

スティービー・ワンダーがプロデュースで力を入れているという触れ込みでした。

せっかくなんで、ここは邦題の「ラヴ・アイランド」でいきます。

何を以ってレゲエとするのか、具体的な説明を求められると、言葉に窮してしまい、独特な「ズンチャカズンチャ」というリズムパターンが思い浮かびますが、この曲はそんな感じではないです。
それでも、これもレゲエでしょうか?
確かにラテンミュージックの感じはありますが。

という訳で、この曲は同名邦題アルバムの1曲目に入っていて、景気よく楽しい気分になれるのですが、2曲目からの、いわゆるレゲエのテンポがどうも自分には合いません。
どうやら私はレゲエ好きではないようです。
そういう気付きを与えてくれた1曲でした。

YouTubeより:

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